40歳でFIRE 現役教師が副業で稼ぐ

育休を開けて約1年。いろいろ頑張って見たけどやっぱり無理。教師として定年まで働くのは無理。自分の家族との時間を大切にしながら教師を続けるのは無理。よし、副業しよう。副業してFIREしよう!!

校長先生に育休したいと言った時の話。

こんにちは。たくとです。

今日ははじめて上司に育休をとりたいと言った時の話をしたいと思います。

 

上司は教師なので、校長先生と教頭先生のこと。

 

たまたまなのか、運命なのか。

校長先生も教頭先生も、15年前、自分が新人で勤務になった中学校の教頭先生と学年主任で一緒に働かせてもらっていた。

 

教師とはを、右も左もわからない中、本当にいろんなことを教えてくれ、学ばせてもらったお二人である。

 

今では自分もある程度、学校を引っ張る立場になり、少しはお二人に近づき、恩返しができているかな、、、という中、育休の話をしなければ、、、

 

 

ほんとうに話にくかった。ここまで自分を育てていただいた2人に仕事を休みたいと言わなければならないことが。

 

本当に勇気がいった…

 

そして、子どもが生まれる2ヶ月前、校長室を訪れた。

教頭先生も一緒に入ってもらった。

 

そして、開口一番「育休をとりたいと思ってます」と言うと、

校「いいよ、いつからや?」と…

 

 

あれ?あれ?なんか思っていたのと違う(笑)もっと深刻な感じになるのかと思っていたが、、、

スムーズすぎる(笑)

 

 

俺「今年度は抱えている生徒や、仕事があるので4月からとりたいと考えてます。」と。

校「いいんちゃう。」

 

あれ?あれ?なんか違う(笑)もっと、「なんでや?」みたいな話になるのかと思っていろいろと考えていたが、全くで、、、(笑)

 

そして、

校「正直言うと、校長としてはめちゃめちゃ辛い。人事のことを考えると辛い。校長としてはやめてくれって感じや。けど、人生の先輩としては大賛成や。家族や自分の子供のことも大切にできないのに、人の子どもを大切にできるわけがない。だから、その選択は正しいと思う。今まで自分のこと犠牲にしながらここまで頑張ってきたんや。家族のために時間を使ってやれ」

教頭「人事のことはこっちでなんとかしておくから、学校のことはなんも気にしなくていい。だから、学校のことは気にせず、家族で話して期間とか決めたらいい。」

 

と、言ってもらった。本当にお二方も素晴らしい人だ。この人たちに今までついてきて良かったと思った。

 

校長室を出るころ、僕は自然と涙が出ていた。

どういう感情の涙かは自分でもわからなかった。

極度の緊張から安堵になったからなのか、校長先生と教頭先生の偉大さに触れたからなのか、またはそんな校長先生や教頭先生に対しての申し訳なさからなのか…

 

しかし、嫌な気分は全くなかった。それよりも、かなり清々しかった。

 

これにより、来年度から育休を取ることが決定した。

部活や担任のクラスの子たちには後ろ髪を引っ張られる思いだが…

 

 

これは自分で決めたこと。育休をとって家族の時間を増やす。

今まで部活とかでかなり迷惑をかけてきたから。

 

 

だから、自信を持って言います。

30代、男性教師、来年度4月から育休をとります。

 

 

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