「子どもたちのため」という悪魔の言葉part 2
こんにちは、タクトです。
本日もブログにアクセスありがとうございます。
今日は前回お話しした悪魔の言葉についての続きをお話ししたいと思います。
悪魔の言葉とは「子供たちのために」です。
この言葉には多くの教師が苦しめられていると思います。
行事にはある一定の教育的効果はあるとは言え、それに向けて動く教師の労働はかなり多くのものであったり、研修や実習ももちろん自分のためや子供たちのためと言うのはわかっているけれども、莫大な時間とお金が使われています。
そして前回はこの「子供たちのために」と言う言葉を悪魔の言葉と名づけました笑(笑)
そして前回1つ言い忘れたことがあったのでpart2の作品を書いている次第です。
やはり前回みたいなブログを書いていると案の定、教師として…いや税金泥棒的なブログやTwitterにコメントがありました。予想通りです(笑)
もちろんすごい応援してくれるコメントや、分かりますといった賛同するコメントもいただきました。
で、今回はもう一つ言っておきたいことがあります。
それは先ほどクレームを言っていただいた方々にです。
もちろん、クレームを言っている意味もわかります。教師として任命され、税金が支払われているのだからしっかり働けよ。思うのも仕方がないかと思います。
その結果学校では、または教育業界ではどんなことが起きているのか。
簡単にご説明していきたいと思います。
ここ数年、様々なメディアに取り上げられ、教師と言う職業がブラックだということが世の中に広められてきた。自分たち教師にいるの風当たりはかなり緩くなり良い面もありましたが、同時に新しく教師になりたいと言う人が減り、人材不足に悩まされています。
実際に職業的には、かなりブラックなのでメディアを批判するつもりはありませんが、このことが世の中に知られてしまい多くの若者は、教師と言う仕事から離れつつあります。
教科にもよりますが、ある教科では2倍を切る教科もあります。
2倍を切ると言う事はどういうことかと言うと、出願者の2人に1人が合格してしまうということです。実際には企業との併願者が多いので実質倍率はもっと下がるかもしれません。
これは教員の質の低下を招くことになります。
他にもあります。
月曜日の朝職員室、多くの若手教員は眠そうな顔をしています。正直疲れ切ってそうです。
「どないしたん?」と聞くと「土日公式戦で、帰ってきてから授業準備して家に着いたのが8時過ぎなんです。」と…。
休日ですら、8時に帰るんです。
こんな会話が当たり前のように行われます。こんな疲れ切った教師教えてもらいたいですか?月曜から寝不足の教師が良いですか?
それよりも元気ハツラツの先生のほうが良くないですか?
もちろん、この教師が悪いわけではありません。
制度が悪いんです。
あれもこれもと、生徒のためにと、何でも教育の中に入れてしまったがために、本来の1番大切な教育のところに力は注げてないんです。
教師の1番大切な事は、遊びや勉強通して、世の中の素晴らしさを伝える。早く働いてみたいなや、こんなことしてみたいなと言う事学ばせる。しかし、疲れ切った教師の姿を見ても世の中の素晴らしさを感じ取ってくれないでしょう。
いま一度、何のためにに、どうやって、どのくらい働くのか考える必要があると思います。
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